v1.12.0
Tootoise v1.12.0をリリースしました。
今回のアップデートにおける見た目でわかりやすいいちばん大きな変更点は、ブックマーク機能の追加だと思います。
その他にもいろいろと機能を追加したり変更したりしています。
バージョン情報
新機能
- ブックマークが表示できるようになりました。お気に入り画面のナビゲーションバーをタップすることで、お気に入りとブックマークの表示を切り替えることができます。
- 詳細画面にブックマークへの追加と解除を追加しました。ただし本機能の利用にはサーバー側がブックマーク機能に対応している必要があります。
- リプライトゥート作成時にリプライ先のトゥートを表示するようにしました。
- Apple Map から共有できるようにしました。
- アクセストークンが無効になった場合、アカウント追加画面から再取得できるようにしました。
変更
- 同じサーバーで同じユーザー名のアカウントは一つしか作成できないようにしました。既にそのようなアカウントが存在する場合はアプリ起動時に削除して一つだけにします。
- アカウント追加画面で、選択中のアカウントも削除できるようにしました。
- Pinboard へ保存するタイトルを変更しました。
- 通知欄にメンションの通知も表示するようにしました。
修正
- CW表示領域の高さを修正しました。
- 特定のトゥート近辺をスクロールするとアプリが停止する現象の対策を追加しました。
補足
ブックマークの表示と追加、削除
ブックマークの表示と追加、解除ができるようになりました。ご利用いただくには Mastodon サーバー(インスタンス)がブックマークに対応している必要があります。
master 追従しているサーバーであればたぶん使えるんじゃないかなと思います。
なお、対応していないサーバーでも非表示になったりはしません。ごめんなさい。
そういえば、インスタンスという呼び方をサーバーに変更するというのは結局どうなったんでしょう・・・？
表示はお気に入り画面とまとめてあります。ナビゲーションバーをタップして表示を切り替えることができます。
画面の表示に合わせてタブバーのボタンも切り替わります。
ブックマークへの追加と削除は詳細画面からできます。
ツールバー右端のボタンをタップするとアクションシートが出ますので、「ブックマーク」をタップしてください。
追加されました。
ブックマークの解除も同様です。
すでにブックマーク済みのトゥートは「ブックマーク」が「ブックマーク解除」に切り替わって、タップするとブックマークの解除ができるようになります。
リプライ時の表示
リプライを送る際にリプライ先のトゥートがどういう内容だったか確認できるように、トゥート入力欄の下に表示するようにしました。
表示するのはトゥート本文のみですが・・・これである程度はリプライを入力している途中でどういう内容だったっけ？って思って見返したりしなくて済むようになるんじゃないかなと思います。
アカウント関連
見た目にはそれほど変わってないように見えると思いますが、大幅な変更を加えています。
前バージョンまでは、同じサーバーの同じアカウントが重複して追加できていました。これは、アクセストークンが切れた場合にトークンを更新する方法を用意できてなかったので、選択中のアカウントを削除できないようにしていたためです。
ホームタイムラインなどの情報が取得できなくなってしまった場合に、アカウントが複数あれば別のアカウントを選択して該当のアカウントを削除することができたのですが、アカウントが1つしかない場合には App を削除してインストールし直す以外の手立てがなかったので、それを回避するための処置でした。
ちょっとわかりにくいですね。自分でも書いていてよくわからないな・・・ってなってます。すみません。
アカウントが1つしかない状態でホームタイムラインが取得できなくなってしまった場合には、アカウント追加画面から同じアカウントを追加してそちらを選択すると、元のアカウントが非選択状態になるので削除できるようになる、ということになっていたわけです。たぶんそんな感じです。
v1.12.0では、アカウントのトークンが更新できるようになったので、これまでの処置が必要なくなりました。そういうわけで、同じサーバーの同じアカウントが重複して追加できないようにしました。
同じアカウントが存在する状態でアップデートをすると、重複アカウントが削除されて1つだけ残ります。
あんまりこういう使い方をする方はいないと思いますが・・・同じアカウントを複数追加してそれぞれ違う公開範囲を設定していたりしていた方はご注意ください。
アップデート時に前バージョンで重複アカウントのどれかを選択している状態であれば、選択中のアカウントの設定が引き継がれるはずですが・・・デフォルトの公開範囲を「公開」以外に設定している方はアップデート後に設定を確認していただくと思わぬ事故が起こらなくてよいと思います。
あんまりないと思いますが・・・アクセストークンが切れている場合はアカウントのアイコンにそれっぽいバッジが付いていると思います。
トークンを更新したいアカウントのセルを右にスワイプすると更新ボタンが出てきますので、これをタップすることで更新できます。
メッセージが出たら更新されているはずです。
それと、これもあんまりないかもしれませんが・・・同じサーバーに複数アカウントを持っている場合、トークンを更新しようとしてうっかり更新したいアカウントではない方のログイン情報で更新してしまうとおかしなことになります。この場合の救済措置として、web ページに飛んでログアウトできるようにしてあります。
アカウントのセルを左にスワイプするとブラウザのボタンが出ますので、これをタップして web でいったんログアウトしてからトークンの更新をしてみてください。
それでもだめな時は・・・お手数ですがアカウントをいったん削除して追加し直してください。
配信可能な国または地域の変更
見た目でわかりにくい変更がもう1つ。
以前にご要望をいただいていたので、今回から日本だけでなくアメリカ合衆国にも配信することにしました。
元々 App 内のボタンやメッセージなどの文字列については、コード内に英語と日本語が混在するのをなるべく避けたいという開発者の意向により英語で書いたものを日本語にローカライズしていたんですが・・・日付と時刻の表示が日本と違うんですよね。
というわけで、前バージョンで日付や時刻のフォーマットを OS の設定に従うように変更しました。
あと、概要とか新機能の英訳は Google 先生に頼ってるので、間違っていてもなんとなくこういう意味かな？って察していただけるとありがたいです。
英語版はこんな感じです。*1
アメリカ合衆国のストアは確認できないけど・・・たぶん配信されてるんじゃないかな？
まぁ、プッシュ通知もストリーミングもないのでコレジャナイ・・・ってなるかもしれませんが・・・気に入っていただけるとうれしいです。
