Tootoise ブログ(仮)

iOS 用の Mastodon クライアント、Tootoise についてのあれこれを書いたり書かなかったり

Dynamic Type について

Dynamic Type 機能に対応してほしいとのご要望をいくつかいただきましたが、結論から言うと、対応するのは難しいです。ごめんなさい🙏

 

 

開発当初は iPhone SE (第1世代) を使っていたので、そのサイズを基準に UI を設計しました。

すでに Dynamic Type 機能はあったと思いますが、iPhone SE (第1世代) のような小さい画面でも必要な情報が収まりきるようにと考えて、3つのフォントサイズを設定しました。そして、その3つのフォントサイズを元に、画面サイズが変わっても表示が崩れないよう、テキストの表示領域やセルの高さなど、わりとガチガチに決めてしまっています。

アクセシビリティを考慮するならば、たしかに Dynamic Type 機能に対応すべきだと思いますが、そのためにはテキストの表示領域をフォントサイズに合わせて可変にする必要があります。それに合わせてセルの高さ計算も全てやり直す必要があり、UI を一から作り直さなくてはいけません。

iOS を搭載している機種はいろいろあって、画面サイズもさまざま*1ですが、Dynamic Type でフォントを最大サイズに設定した時に、どの画面サイズでもきちんと表示できるように調整することはとても難しいと思います。

そんなわけで、対応は難しいです。ごめんなさい。

ただ、これまで日本語主体だったのであまり感じなかったのですが、英語でリプライをいただく機会が増えてきて、アルファベットだとたしかに「大」にしても文字がちょっと小さいかなと思いました。可能であればもうひとつ大きいサイズも追加したいなぁと思いますが、今後どうなるかはわかりません。私が自力でやろうとすると何年かかるかわかりませんし、できるかどうかもわからないので、開発者の気が向いたら・・・ということになるかと思います。

まぁ、そもそもいつまでリリースし続けられるかわかりませんけどね。

 

 

 

追記

思ったより早く気が向いたみたいです。

tootoise.hatenablog.jp

*1:現在 iPhone SE (第1世代) で当アプリをご利用の方はいらっしゃらないかもしれませんが、iPod でご利用の方はいらっしゃいます。どの iPod を利用されているかまではわかりませんが、せめて iPhone SE (第1世代) と同じ画面サイズの iPod touch (第7世代) ではできる限りきちんと表示されるようにしたいと考えています。